理事の紹介

 
代表理事
岡田美保子
計算機科学修士(米国ネブラスカ大学大学院)、医学博士。富山医科薬科大学医学部第一生理学助手、新潟大学教養部・統計学助教授、川崎医療福祉大学・医療情報学科教授などを経て2018年5月より現職。長年、日本医療情報学会で活動して参りました(2013~2016年日本医療情報学会理事長)。医療情報技術の人材の必要性に切迫感を覚え医療情報技師育成事業に2002年の発足当初より関わって来ました。国際調和、国際標準ではICH M2 共同チェア、CDISC Board メンバ、ISO/TC215 WG11 (Personalized Digital Health)国内作業部会主査、日本HL7 協会情報教育委員長などを務めております。情報系の人間が医療に役立つには、どのようにすればよいのかと模索しながら医療情報の道を歩き続けて参りました。いまほど医療データ利活用が求められるときはなかったと感じております。医療データの利活用でお役に立つことを望んでおりますので、どうぞお声がけください。


理事
折井孝男
東京大学病院、NTT東日本関東病院、河北総合病院、そして再度NTT東日本関東病院に病院薬剤師として勤務。私は薬剤領域の情報を中心に標準化の必要性等を研究テーマとしています。研究領域では1998年に厚生労働科学研究として医療用医薬品の添付書 情報の電子化を行いました。当時はインターネットを利活用した情報提供の一環として行いました。この医療用医薬品添付文書の情報の電子化は、約20年を経過した現在、薬機法改正法等により、医薬品の製品に付けられたバーコードから、その医薬品の最新の添付文書情報が見れる仕組みに成長しています。情報技術が紙の無駄を省き(省力化)、かつ最新情報を入手できる仕組みを生み出しました。さらに、最近では2017年に本稼働を開始したMID-NET(Medical information database network)事業に参加してきました。IDIALでは、薬剤領域における情報を中心とし、医療における情報の交通整理(標準化等)に貢献できればと考えます。関係する方々と情報の交換・共有を図り、考えるだけでなく、形として残せるよう、スピード感を持ち医療に貢献したいと考えます。


理事
康東天
1982年3月九州大学医学部医学科卒業、1982年6月~1984年3月九州大学医学部附属病院研修医(小児科)、1988年3月九州大学大学院医学研修科修了。 医学博士、1992年9月~1993年8月ドイツ国マックスプランク研究所客員研究員、2006年6月~2022年3月九州大学大学院医学研究院教授(臨床検査医学分野)主に臨床検査法の開発、標準化、病態解析研究を行ってきましたが、10年前からはそれに加え臨床検査情報を中心に医療情報データベースへの格納法式の標準化にも携わっています。2016年からは6年間AMEDの研究班の代表者として、九州大学病院内にガバナンスセンターを設置し、MID-NETの疾病情報、薬剤情報、臨床検査情報の維持管理手法の構築に取り組んできました。大学を定年退職後、2022年4月から本機構の理事として、医療情報データベースの標準化の構築を目指しています。


理事
土屋文人
1951年愛知県生まれ。東京大学薬学部卒。東京大学医学部附属病院薬剤部、司法試験受験勉強、不動産管理会社社長を経て、1994年帝京大学医学部附属市原病院薬剤部長。1999年医療システム部長を兼任。2001年4月より東京医科歯科大学歯学部附属病院薬剤部長(2008年4月~2014年6月まで日本薬剤師会副会長)。2010年10月より国際医療福祉大学薬学部教授・同附属病院薬剤統括部長。2012年7月~2019年9月国際医療福祉大学薬学部特任教授(2012年7月より2018年6月まで日本病院薬剤師会副会長)。2019年9月より一般社団法人医薬品安全使用調査研究機構設立準備室長。専門は医療情報学、人間工学(ヒューマンエラー)で、電子カルテで使用するための標準医薬品コード(HOTコード)を作成し、医薬品の名称類似問題解決のため、類似名称検索システムを開発してきました。厚生労働省や各種団体の医療安全関係の委員を多数務めてきています。


理事
中川肇
昭和55年浜松医科大学卒業、同58年富山医科薬科大学に転任。平成9年より医療情報部准教授、同22年より教授就任。医療情報の世界には私の博士論文のテーマが「ヒトの重心動揺の加齢の影響」であり、マイコンでFFTの手法でデータを分析していたことがスタートです。医療情報部では先進的電子カルテの研究開発を行いました。データ構造の異なる電子カルテ更新も経験しました。私たちが開発したツールには、電子カルテに標準搭載されているものもあります。一時期、日本耳鼻咽喉科学会からの外保連手術委員会の手術術式コーディングおよび手術材料のワーキンググループにも参加し、精緻なコード化の必要性を感じています。近年は、医療の質、患者満足度の向上のためには、患者と医師との時間的・空間的距離が縮小することが重要と考え、携帯情報端末の利活用の実証実験を進めてきました。今後、beyondコロナ時代も見据えて、各種の生体信号のリアルワールドデータの標準規格化、将来的にはAI分析を手掛けたいと思っています。

  理事    
長谷川英重
日立製作所で37年間OS、DB/DC、PC/WS、グループウェア―/ワークフローなどの開発やシステムサポートを行い、最後の8年間は海外を含め、WfMC、OMG、AIIMなど国際標準化組織で標準化やその普及活動を行いました。その後はISOTC215医療情報、ISOTC171ドキュメント管理、TC46SC11記録管理・アーカイブのエキスパートとして活動を続け、21世紀最大の最重要となる医療産業の中核となるEHRなどWebベースに世界の電子化(DX)フォローアップをライフワークとしています。最近注目されてきている一般社団法人医療データ活用基盤整備機構IDIALを軸に理事として色々な分野の方に学びながら他との連携に注力しています。