第45回医療情報学連合大会

チュートリアル 「臨床検査項目分類JLAC - 基礎から最新動向まで」

第45回医療情報学連合大会ご参加の皆様へのご案内

医療DXの推進において医療情報の用語・コード標準が注目される中、臨床検査に関しては、厚生労働省「電子カルテ情報共有サービス」において検査43項目、感染症5項目に臨床検査項目分類標準JLACを用いることとされています。

信頼性あるJLACの普及推進、JLACコードの策定・維持管理、医療施設等におけるJLAC導入支援のため、JLACセンターが設置され、2024年4月から本格稼働を開始しています。JLACセンターでは付番(新規の試薬等にJLACの要素コードを定めること)や、医療機関の採番(施設内検査項目にJLACコードを割り当てること)の支援、問合せへの対応、研究グループ等からの相談・要請への対応などを行っています。2025年度は、厚生労働省より臨床検査マスター維持管理業務ならびに電子カルテ情報共有サービス用JLACコードリスト提供業務を受託するなど、この一年のJLACセンターへの要請は想定をはるかに超えるものとなっております。

医療DXで期待される臨床検査データの一次利用、二次利用のため、医療機関へのJLAC導入が求められております。本チュートリアルでは、最初に厚生労働省によるJLAC11の採用などの最新動向、JLAC11の付番スケジュール、JLAC11の展開に向けての課題、JLACセンターの活動と果たす役割についてご紹介します。

続いて、JLAC11を医療機関で正しく採番していただくにあたり、わかり易く解説を行います。さらに、医療現場へのJLAC導入について、国際医療福祉大学成田病院・堀田先生よりご講演いただきます。医療機関、システムベンダー、検査センター、臨床検査に係る団体等、その他、ご関係各位にはぜひともご参加いただきますようお願いいたします。

第45回医療情報学連合大会
チュートリアル「臨床検査項目分類JLAC - 基礎から最新動向まで」

日 時 2025年11月12日(水) 10:00-11:30 (受付開始9時30分)
主 催 一般社団法人医療データ活用基盤整備機構 (IDIAL)
会 場 F会場(姫路市文化コンベンションセンター会議場4階 407)
申込方法 こちらからお申し込みください
医療情報技師ポイント 1ポイント付与
プログラム
  1. JLAC11を取り巻く動向とJLACセンターが果たす役割
    岡田 美保子、河井 ひとみ(IDIAL)
  2. JLAC11の正しい採番のために
    内山田 健次(IDIAL)
  3. 医療現場における導入方法
    堀田 多恵子(国際医療福祉大学成田病院)

お問い合わせ先

第45回医療情報学連合大会チュートリアル事務局

Email: office-event@idial.or.jp
※メールアドレス中の「@」を全角の「@」に替えて表記しています。

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